2024/09/01 00:00
今年も10月5日(土)・10月6日(日)に開催されるクラフトビールのイベント、スコーレバザール第4弾「Viva La Beer!」
スコーレでのクラフトビールイベントとしては、今年で3回目の開催となります。
今年も出店してくださる作り手さんのことを深堀したインタビュー記事をお届けします。
ものを作るとき、人は夢中になれる何かがあるからそれを始めて、続けていくことができると思います。
作り手の皆さんはそれぞれ何を感じて、探求し続けているのか。
それをアウトプットすることで、どんなインプットや変化、感動があって今に至るのか。
スコーレに集結してくださる作り手さんたちはどんな方たちなのか、是非紹介させてください。
WOODMILL BREWERY.KYOTO(京都府京都市)
辻本 大和(ひろかず)さん
京都に生まれ育ち、祖父の代から続く家業の染め屋さんをされていた辻本さん。
2011年に廃業されましたが、辻本さんの「地元で何かを興したい」という思いは変わらなかったそうです。
「たまたまビールを造っているだけなんですよ。」と仰る辻本さん。
どんな経緯だったのか気になっていたので伺ってみました。
◎その「何かを興したい」は、なぜビールだったのか?
元来飲むのが好きで、食べ歩きや他のお酒も大好き。
mixi(!)のクラフトビールコミュニティに入って全国を股にかけて飲み歩いていたほど。
当初はビアバーなどのお店を始めようと準備をしつつ、修行の一環で大阪の酒蔵で日本酒とビールの醸造業務に携わっているうちに、方向転換。
生まれ育った京都でクラフトビール醸造所を起業すべく3年間みっちりと醸造業を学びました。
生まれ育った地域周辺で物件を探していたところ、
西陣織ネクタイ工場を営んでおられた物件と巡り会い、元友禅染屋が西陣織の地でビール醸造を行うことに強い縁を感じて即決。
2018年3月に醸造所を開業しました。
◎ここは知っておいて欲しい!という自慢ポイント
ビールが苦手な方にも飲んでほしい。
苦いから苦手、という人が多いですが、そんな方にもお勧めできる優しい味わいに仕上げています。
◎どんな思いで作っているのか、お客さまへ届いて欲しいのか
気軽に飲んでほしいし、日常に溶け込めるものになっていたらいいと思いながら醸造しています。
◎仕事をしていて面白いと感じること
ビールを造っている時はモチロン楽しいけれど、実際にイベントやタップルームで、お客さまが自分の造ったビールで笑顔になってはるのんを見ると、とても嬉しい気持ちになります。
イベントの時などはその輪に混ざって一緒に飲むこともあるります。
ビールに限らず、自分が造り(作り)だしたもので皆さんが楽しんでくださっているということが、やり甲斐を感じる瞬間だと思います。
◎辻本さんからみた京都はどんな街か、好きなところ
豊かな自然にかこまれ、田舎過ぎず程よい都会(笑)
伝統と文化を守りつつ、新しいもの、ハイカラなものが良い関係で共存しているところ。
一見さんお断りの文化で閉鎖的と言われるけれど、自分たちの文化を守り、質を保つためでもあるんです。
輪の中に入ってしまえばとてもオープンですよ。
京都を出たことがなく、生粋のイヤラシイ京都人ですよと、ユーモラスに仰っていた辻本さん。
ご自分の生まれたエリアへの思い入れと、愛着を感じました。
「京都人がつくる、京都のビール」を、ぜひ会場でお楽しみください!
「スコーレバザールvol.4 “Viva La Beer!“」
■開催日時
10月5日(土)& 10月6日(日)11:00〜17:00※2日目は16時閉場
※開催時間については変動の可能性あり
■開催場所
湖のスコーレ前特設会場
■参加ブルワリー
長濱浪漫ビール(滋賀県長浜市)
彦根麦酒(滋賀県彦根市)
WOODMILL BREWERY.KYOTO(京都府京都市)
Golden Rabbit Beer(奈良県奈良市)
DIAMOND BREWERY(滋賀県近江八幡市)
■COFFE & SWEETS
きみと珈琲(滋賀県彦根市)
■主催
湖のスコーレ
※アルコールを含むご飲食は、スコーレ会場内の飲食スペースに限らせていただきます。皆様のご協力をお願いいたします。
※今回ビールはプラカップのみでの提供となります。
グラウラーなど他容器への販売は行いませんので、予めご了承くださいませ。
※当日はアートインナガハマ開催中のため、一部交通規制が実施されます。
アルコール提供イベントであることや、近隣エリアは駐車場も含み混雑が見込まれますので、ご来場の際は公共交通機関のご利用をお勧めしております。